知る | 2018.02.28 UPDATE
お林の歴史は、もともと草原だった場所に、江戸の大火により木材が不足した江戸幕府が植林を命じたことから始まりました。
明治維新後は皇室所有の「御料林」となったため、第二次世界大戦中、関東にある大木がほとんど切られていった中でも、切られないまま残ることができました。
戦後に真鶴町に払い下げられ、今では長い歳月が育んだ巨木が生い茂る自然林に近い森です。
遊歩道も整備されているため、気軽に森林浴を楽しむことができます。
樹影により魚が休息できることや、雨水や土砂が一気に流れるのを防ぐことで半島周辺の塩分濃度を保つことが魚が集まりやすいと言われています(※諸説あり)。
真鶴の人々からは「魚を育てる森」として愛され、敬意を持って「お林(御林)」と呼ばれています。
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